Omotenashi House, Solar Decathlon Europe 2012

ソーラー・デカスロン(Solar Decathlon)は,太陽光住宅の技術や性能を競う国際大会である。2002年にアメリカ・エネルギー省によって始められ,これまで世界から100以上の大学が参加している。陸上10種競技(デカスロン)をなぞらえ,建築デザイン,エネルギー効率,革新性など10種目を競う。ソーラー・デカスロン・ヨーロッパ(Solar Decathlon Europe)は,同大会のヨーロッパ版で,2010年にスペイン・マドリードで第1回大会が開催された。

千葉大学ソーラー・デカスロンチーム(CUJ)は,2012年スペイン大会に日本の大学として初めて,唯一の参加を果たした。筆者は2011年からプロジェクトに参加をし,プロジェクトのマネジメントをおこなった。

CUJが提案した「おもてなしハウス(Omotenashi House)」は,日本の伝統と最新の環境技術の融合をテーマとした。そのコンセプトは,Nature – Life with Plants(植物工場や水田など食と一体となった生活),Engawa – Link to Outside(人と人,人と自然のコミュニケーションの場),Sun – Health and Sustainability(太陽エネルギー利用だけでなくシックハウス予防する健康的な家づくり)である。エネルギーの自給だけでなく食や健康にまで踏み込んだ提案とした。

名称 : おもてなしハウス(Omotenenashi House)
竣工 : 2012年8月
所在地 : スペイン・マドリード
用途 : 展示物(ソーラー・デカスロン・ヨーロッパ2012参加住宅)
構造 : 軽量鉄骨造
規模 : 地上1階
面積 : 敷地面積 400.00m²
延床面積 70.0m²
設計 : 千葉大学ソーラー・デカスロンチーム(CUJ)
 協力 : 積水ハウスほか